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山藤園長より 年末のご挨拶

 本年も「白寿園」の施設・事業所運営に格別のご支援とご協力を賜りましたこと深く感謝申し上げます。

 さて、今年は10月より消費税が8%から10%に引き上げられました。その税収は年金や医療などの社会保障費の維持に充てられることになりますが、その使い道の中身は、これまでの医療や介護など「高齢者中心」から、幼児教育・保育の無償化、待機児童の解消、高等教育の無償化等「子育て世代」にも拡大し、「全世代型」へ転換することになります。

 また、政府はこの12月に、75歳以上の後期高齢者の医療費窓口負担に関し、2022年に現在の原則1割から2割に引き上げる方針を固めました。

 このように、高齢者周辺の環境、それに直結する私たちを取り巻く介護環境はますます厳しいものとなっています。

 そんな中、私自身、己の力不足を痛感する一年となりました。ややもすれば今後の施設・事業所運営に苦慮し、考え込んでしまうことの多い日々であったわけですが、ご利用者の皆様の生活の質の向上に向けた様々な取り組みを行い、問題解決に向けた努力を日々絶え間なく続ける職員諸氏の姿に救われております。

 改めて、健全に事業が維持できるよう、また、地域の高齢者福祉、介護を崩壊させないためにも、地域の拠点としての役割を全うする決意を新たにしております。

 皆様方におかれましては、変わらぬご支援、ご協力をお願い申し上げます。

 来る令和2年(2020年)が幸多い一年となりますようお祈り申し上げます。

 

白寿園 園長  山藤 弘毅