6月20日(土)、当園中央ホールにて介護者教室を開催いたしました。
『尿失禁予防について』と題し、済生会江津総合病院 皮膚・排泄ケア認定看護師 山島梨津子氏を講師としてお招きいたしました。山島看護師には、先日の職員研修でも講義をしていただきました。
介護者教室では、現在ご家族を介護されている方、またサービスを利用中のご本人など、29名の方にご参加いただきました。
講義では、排尿のメカニズム・排尿機能の男女差・失禁別の対処方法などを学びました。また、骨盤底筋体操で、腹圧性尿失禁(咳・くしゃみなどにより尿が漏れてしまう)を改善させるコツも学びました。
※骨盤底筋・・・骨盤の底で膀胱や子宮、直腸などがさがらないように支えている筋肉群
介護者教室に参加された方の感想を一部ご紹介します。
●くしゃみで漏れたことがあり心配でしたが、体操を教えてもらったので頑張ってみようと思いました。
●知識を得ることができて、大変良かったです。介護する上で、気をつけていきたいと思います。
●介護を始めてまだ2年目ですが、心に留めておき、これから頑張っていこうと思います。
●具体的な指導もあり、参加しやすい講演だったと思います。
●家族(96歳)の失禁タイプもよくわかりました。排尿日誌を活用してもっと理解したいと思いました。
●尿取りパッドをぜひ使用してみたいと思います。
参加された皆さん、日頃の生活を振り返り、今後に活かすことができそうです。
今後も介護者教室は開催いたしますので、ぜひまたご参加ください。